はじめに
Ulexite TV は、VRChat のワールドに置く、Android TV 風のテレビ(セットトップボックス)です。ホームにアプリが並び、リモコンの十字キーと決定だけで操作できます。動画の再生と同期は VizVid(MIT ライセンス)が受け持ち、Ulexite は「テレビを見る体験」を受け持ちます。
Ulexite TV 0.4.0(ベータ版)を、VCC と BOOTH で公開中です。Ulexite Store(デモワールド)は、VRChat の Community Labs で公開しています。
Ulexite は架空のブランドです。実在の企業とは関係ありません。制作は葛城ひなた(@k_hinata_vrc)です。
必要なもの
| もの | バージョン・用意のしかた |
|---|---|
| Unity | 2022.3.22f1 |
| VRChat Worlds SDK | 3.10.5 以上(UdonSharp は SDK に含まれます) |
VizVid(idv.jlchntoz.vvmw) | 1.8.2 以上 1.9 未満。公式の説明に沿って VCC から追加します |
| VCC(VRChat Creator Companion) | ワールドのプロジェクトを作るのに使います |
| YouTube のロゴ | 動画アプリを使う場合に入れます。公式のブランドページから別途ダウンロードします(手順は動画アプリを使うとき) |
入れ方(VCC)
VCC に Ulexite の VPM リポジトリと、VizVid の VPM リポジトリを追加してから入れます。
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Ulexite のリポジトリを追加する
上の「Ulexite の VPM リポジトリ」を開き、VCC に追加します。
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VizVid のリポジトリも追加する
上の「VizVid の VPM リポジトリ」を開いて追加します。未追加だと、Ulexite TV の依存が解決できません。
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ワールドのプロジェクトに Ulexite TV を入れる
VCC のプロジェクトで「Ulexite TV」を追加します。動画・URL プレイヤー・VRC 放送局・ライブラリ・時計・天気の6アプリは、依存で一緒に入ります。
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Unity でプロジェクトを開く
Unity 2022.3.22f1 でプロジェクトを開きます。
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VizVid のプレイヤーを置く
VizVid の説明に沿って、プレイヤーをシーンに1つ置きます。VizVid の画面や操作パネルは使わないので、見えないところに置いても大丈夫です。音は VizVid のスピーカーから出るので、スピーカーは映す画面の近くに置いてください。
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テレビを置く
メニューの「Tools → Ulexite → テレビを作り直す(再設置と再紐づけ)」を押します。テレビ本体・画面・リモコンができます。位置と向きは、親のオブジェクトごと動かして合わせます。
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映す画面を選ぶ
「Tools → Ulexite → 設定」を開き、左の「はじめに」を選びます。「セットトップボックス版」の欄で、Hierarchy から既存のプレイヤーのスクリーン(画面のオブジェクト)を選び、「選んでいる物を足す」を押します。マテリアルが複数ある画面は、映像が出ているマテリアルを選んでください。
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テレビに反映する
「テレビに反映(作り直す)」を押します(上のメニューの「Tools → Ulexite → テレビを作り直す(再設置と再紐づけ)」と同じ働きです)。リモコンがなければ本体の右隣に自動で作られます。
「U# をコンパイルし直しています」と出たら、Console に「Compile of … scripts finished」が出てから、もう一度押してください。
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確かめる
シーンを保存し(Ctrl+S)、VRChat SDK の「Build & Test」で確かめます。
左右・上下が逆に映るときは、Assets/Ulexite/Generated/SetTopBox/UlexiteScreen.mat の Tiling を -1 にしてください。
BOOTH
BOOTH の商品ページからも入れます:Ulexite TV(BOOTH)
画面の映し方
今はワールドにある画面に映す形です。カメラで描いた映像を、その画面のマテリアルに差し替えます。
- テレビを置くだけで、ワールドの見た目は変わりません(電源を入れるまで、元のプレイヤーの画面が見えています)
- 映した先の画面では、レーザーで押す操作はできません。操作はリモコンで行います
- 本体と画面は、いくつでも置けます。本体ごとに別のテレビとして動きます
画面つきの形(同梱の画面に UI を置く形)は準備中です。
使い方
電源
本体の手前左の電源マークを押します(オンでランプが青、オフで灰色)。ワールドに入ったときはオフで、元のプレイヤーの画面が見えています。
リモコン
リモコンを持ってから操作モードに入ります(VR は A ボタン、デスクトップはスペースか Tab)。持っただけでは歩けます。
| したいこと | VR | デスクトップ |
|---|---|---|
| 選ぶ場所を動かす | 左スティック | 矢印キー |
| 決める | 持っている手のトリガー | Enter |
| 操作モードに入る | A ボタン | スペースか Tab |
- 決定の長押し:アプリのタイル(ホーム・アプリタブ)のメニュー(起動・アプリ情報・ホームから外す・並べ替え)
- 通知ウィンドウ:画面右上の時計を選んで決定
- 戻る・ホーム・設定:画面の上のナビゲーションバー
- 呼び戻し:本体の手前右のアイコンを押すと、リモコンが本体の右隣に戻ります
操作するとき、リモコンを持っている人がテレビと再生の操作権を持ちます。ほかの人がレーザーで押したときは、その人が画面の操作権を持ちます(リモコンの持ち主は変わりません)。
動画アプリを使うとき
動画アプリでは、YouTube の公式ロゴを同梱していません。「Tools → Ulexite → 設定」の「はじめに」にある「YouTube のロゴ」の欄で、次の順に入れてください。
- 「ブランドリソースのページを開く」でガイドラインを確認し、暗い背景用のロゴ(PNG、または zip)をダウンロードする
- 「ダウンロードしたファイルから入れる…」でそのファイルを選ぶ(
Assets/Ulexite/Brand/に入り、テレビを作り直します)
ロゴは改変しないでください。動画アプリを初めて使うときは、YouTube API Services を使うことの案内が出ます。
わかっている制限
- 映した先の画面では、レーザーで押す操作はできません(操作はリモコンで行います)
- Ulexite の電源を入れても、元のプレイヤーの音は止まりません。両方を流すと音が重なります
- 映す画面が曲面だったり、プレイヤーがマテリアルそのものを入れ替える作りだったりすると、うまく映らないことがあります
- 対応は PC(VR・デスクトップ)です。Quest 単体での動作は確認中です
うまくいかないとき
- まず「Tools → Ulexite → テレビを作り直す(再設置と再紐づけ)」を押し、シーンを保存してから Build & Test で確かめてください
- 画面が上下・左右に逆に映るときは、
UlexiteScreen.matの Tiling を -1 にします - U# をコンパイルし直している間は、Console の「Compile of … scripts finished」を待ってからもう一度押します
不具合を見つけたら、次のものを添えて不具合の報告フォームへお送りください(返信はしません)。
- Ulexite TV のバージョン(「Tools → Ulexite → 設定」の右上)
- 起きたこと、やった操作
- Unity の Console の赤い行(エディタで起きたとき)、または VRChat のログ(
%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\VRChat\VRChat\output_log_*.txt)
ライセンスと応援
Ulexite TV は無料です。ライセンスは VN3 ライセンスで、次のことができます。
- 改変と、無償での再配布
- ワールドでの利用(商用のワールド・有料イベントでも使えます)
- クレジットの表記は任意
販売はできません。改変したものに Ulexite の名前とロゴは使えません。くわしくは利用規約(VN3 ライセンス)を見てください。
気に入ったら、BOOTH のお布施で開発を支えていただけるとうれしいです。
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- リリースノート — バージョンごとの変更
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